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効果の対象

効果の対象

[コラム]

GUNDAM WARでは、基本的にカード及びテキストをプレイする場合、その効果の対象を指定します。
対象が無い場合は、そのカードやテキストをプレイすることは出来ません。

また、特に指定がない場合は、場のカードしか対象に指定できません。場以外である「ジャンクヤードにあるカード」や「プレイされたカード」を対象に取る場合は、その旨が効果に記載されています。

 <目的語と述語>

テキストを一見しただけでは、効果の対象が分かりづらい場合があります。そんな場合は、目的語(主語)と述語を明確にし、修飾語を外せば分かり易くなります。「何を」「どうする」(効果によっては「誰が」が入ります)さえハッキリさせれば良いと言うことになります。

基本的に「自軍プレイヤーは」という、カードやテキストをプレイした側である主語は省略されています。

ex.1

赤い彗星(緑C-1)
:(ダメージ判定ステップ):戦闘エリアにいるユニット1枚に3ダメージを与える。

目的語に対する修飾語が少なく、分かり易いテキストです。

  • 目的語は「ユニット」
  • 述語は「3ダメージを与える」

です。

目的語を修飾しているのは、「戦闘エリアにいる」です。

ユニットとかかり受けの関係になっています。

また、これが条件になるため、戦闘エリアにいるならば、自軍ユニットを対象にすることもできます。

ex.2

憎悪の想念(緑C-58)
:(ダメージ判定ステップ):敵軍部隊1つの全てのユニットにXダメージを与える。Xの値は、その部隊のユニットの枚数とする。

部隊」とあると対象を部隊を勘違いする場合がありますが、仮に目的語を「部隊」としてみると、

  • 目的語が「部隊
  • 述語は「Xダメージを与える」

となります。

何が問題かというと、仮に部隊に3体ユニットがいた場合、ダメージをどの様に与えるのか分かりません。部隊を修飾している言葉は「敵軍」だけだからです。正しい目的語は「ユニット」です。

  • 目的語が「ユニット」
  • 述語は「Xダメージを与える」

となります。

  • 「ユニット」に「Xダメージを与える」
  • どんなユニットか? 修飾語は、
  • 「敵軍部隊1つの」「全ての」

です。

どちらもユニットとかかり受けの関係になっています。「全ての」だけでは場の全てのユニットになりますが、「敵軍部隊1つの」と制限を加えることで、更に限定されています。

ex.3

ビーム攪乱幕(青O-3)
:(配備フェイズ):《R》戦闘エリア1つを指定する。このターン、指定したエリアにいる全てのユニットは射撃力が*となる。

「エリア」が対象な稀なケースです。

  • 目的語が「エリア」
  • 述語は「指定する」

となります。

プレイ時に指定する対象はこれだけで、「指定したエリアにいる全てのユニット」は、「このターン」という表記のため持続している効果の対象です。プレイするタイミングである配備フェイズに、戦闘エリアにユニットがいないとプレイできないわけではありません。詳細は「このターン」を参照してください。

ex.4

光の翼(青C-73)
:(敵軍ダメージ判定ステップ):非交戦状態の敵軍部隊1つを指定する。このターン、その部隊が与える戦闘ダメージは、自軍本国ではなく、敵軍本国に与えられる。

部隊」が対象な稀なケースです。

  • 目的語が「部隊
  • 述語は「指定する」

となります。

対象はあくまで「部隊」であり、その部隊を構成するユニットを対象には取りません。ですので、「敵軍効果の対象にならない」というカードが部隊に含まれていても、部隊を対象にとるこの効果には無力です。部隊に対して効果が解決するため、効果の解決後に部隊にユニットが編入されても、ダメージ判定ステップの規定の効果での処理は、光の翼の影響下になります。

V2ガンダム(青U-191)のマルチプル、鮮烈!シュラク隊(青C-37)の2)、心なき暴走(白C-25)等が「部隊」を対象にとる効果になります。

 <全ての>

テキスト中に「全ての」という表記を含む場合は、カードのプレイ時と解決時に対象を取ります。MTGと違って、GUNDAM WARでは全体を対象にする効果でも、対象を取ります。

また、待機中の効果になる場合は、その効果の起動時にも対象を取り直します。

ex.

破滅の終幕(茶C-9)
:(自軍攻撃ステップ):全てのカードと、全ての手札を、ターン終了時に、本来の持ち主の捨て山の上へ移す。その後、それぞれの敵軍プレイヤーの捨て山をシャッフルする。

「ターン終了時」とタイミングが指定されていて、プレイするタイミングと違う場合は、その効果は待機中の効果となります。ですので、プレイ時、効果の解決時、待機中の効果の起動時のそれぞれで、対象を取り直すことになります。

待機中の効果も、「敵軍」「自軍」及び「コマンドかどうか」の記憶があるため、「敵軍コマンドの対象にならない」というカードは、この効果の対象になりません。

 <選んで>

テキスト中に「選んで」という表記を含む場合は、カードやテキストのプレイ時ではなく、解決時に対象を選択します。プレイ時には対象を指定しませんが、効果の対象が無い場合は、そのカードやテキストをプレイすることは出来ません。

ex.

軍事裁判(黒C-39)
:(帰還ステップ):プレイヤー1人は、G以外の自軍カード1枚を選んで廃棄する。

対象は「プレイヤー1人」と「G以外の自軍カード1枚」です。

「誰が」「何を」「どうする」という主語も指定するタイプですが、効果が「選んで」であるため、廃棄するカードの対象は効果の解決時に指定することになります。

対象の指定は「誰が」に該当する指定されたプレイヤーです。ですが、効果の発生はプレイした側の効果であることに変わりはないので、敵軍プレイヤーを指定したとして、その敵軍プレイヤーが選択するカードは、「敵軍効果の対象にならない」等の効果を受けているカードは選べません。

 <場所>

手札、本国、捨て山を対象に取る効果は、その場所そのものを対象に取ります。ですので、プレイ時にそこにカードが無くても、その効果を持つカードやテキストをプレイすることが可能です。

ですが、「手札全てを表にする」や「自軍捨て山の全てのカードをジャンクヤードへ移す」等、カードに対して何かする効果の場合は、0枚のカードは表に出来ませんし、0枚のカードはジャンクヤードへ移せないため、その効果は解決されません。

ex.

宝物投棄(茶C-6)
:(自軍ドローフェイズ):手札と自軍捨て山の全てのカードを、本来の持ち主のジャンクヤードに移す。その場合、敵軍手札と敵軍捨て山の全てのカードを、本来の持ち主のジャンクヤードに移す。

自軍捨て山及び自軍手札にカードがなかったとしても(このカードだけだった)、このカードをプレイすることは可能です。ですが、自軍捨て山及び自軍手札の全てにカードがない場合、0枚のカードを廃棄することは出来ないため効果は解決されません。従って、「その場合」以降の効果は解決されないと言うことになります。

自軍捨て山及び自軍手札のどちらかに、1枚でもカードがあれば効果は解決されます。

 <コスト>

対象の条件に「コスト」を参照する必要のある効果があります。「コスト」を持たないカードは、それが対象のカード種として正しかったとしても、「コスト」を参照する効果の対象として指定できません。

ex.

ディアナ排斥計画(茶C-39)
:(攻撃ステップ):自軍ユニット中、コストの合計値が1番高いユニット1枚を、本来の持ち主の捨て山の下へ移す。その場合、敵軍ユニット中、コストの合計値の1番高いユニット1枚を、本来の持ち主の捨て山の下に移す。

「ユニットとして扱われているコイン」や「ユニットとして扱われているG」の様に、コストを持たないカードを対象にすることは出来ません。また、「敵軍効果の対象にならない」等の効果を受けているユニットのみが、敵軍ユニットの中でコストの合計値が1番高い場合、このカードをプレイすること自体が出来ません。ですが、コストの合計値が1番高いユニットが別にもう1枚ある場合は、そちらを対象にプレイすることが可能です。



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